無料塾で

 無料塾にはテキストがない。生徒達は、自分がやりたい教科の教科書なり問題集なりを持ってくる。中学一年生の男子が学校から出された理科の宿題を持ってきた。市販の問題集のコピーだ。4枚分が縮小されてB4版1枚に収められている。先ず、小さい字で読みにくいと思った。別のスタッフが「何、これ。こんなん、読めないが。税金を正しく使わなきゃ」と言った。私は、こんな小さい字を読ませたら目が悪くなる、と言ったら彼女も同感だと言う。思うに、学年末の試験が終わった。先生たちはこれから採点、評価、通知票づくり等々で忙しい。教科書はほぼ終わった。あとは消化授業だ。手許にあるテスト問題をコピーして教材代わりにしよう、ということだと推測される。税金や目のことなど全然思いつかないだろう。
 振り返って、自分の現職の頃を思い出す。どうしていたのだろうか。教科書はぎりぎりまでやった。印刷物も原寸大で印刷した。当時は、縮尺コピーができる機器がなかった。忙しかったことは覚えている。今の先生は私たちの頃よりもはるかに忙しいことは知っている。でも、生徒の立場になって考えたら宿題を出すにしても、もう少し工夫があってもいいと思った。
 

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