地下鉄で

 もう数年前から、乗り物で席をゆずられることが多くなった。年寄りが今にも倒れそうな雰囲気でつり革にぶら下がっていたらいやでもゆずりたくなるだろう。「まだ若い」と遠慮する人もあるようだが私は遠慮なく座る。ゆずってくれるのは20代前半の女性が多い。
 地下鉄の隣の席の女の人が私が読んでいた文庫本をのぞき込み「こんな小さな字が読めるのですか」と言った。「えぇ、まぁ」とあいまいに答えた。「目は悪いがめがねがいいんです」と言おうとしたがやめた。近くのものを見る時にめがねを外して見る人がいる。私はそんなことをしなくてもいい。英和辞典のポケット版で単語の意味を調べていたら、妻がそんな小さな字が読めるのかと感心した。街を歩いていて、信号機の横につている「◯◯町」とか「△△小学校南」という標識も20㍍先から読める。一緒に歩いていた友人が感心していた。「めがねがいいんです」。この状態がいつまで続くかわからないが「かすみ目」が多くなった。白内障かもしれない。足腰が本当に弱くなった。目が先か足が先か。老化は進む一方だ。

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