スタンディング・オヴェイション

 音楽や演劇ですばらしい演奏だったり舞台だったりした場合、欧米では観客が総立ちで拍手喝采をする。スタンディング・オヴェイションという。最近我が国でも見聞きするようになった。
 ロックなどの若者向きの演奏会では、最初から最後まで観客は立ち通しで歌手に声援を送る。演奏は聞こえないがそんなことはどうでも良いらしい。
 音楽会や舞台発表ならこれは当然だろう。しかし、国会議事堂だったら…。ところがそれが昨日の首相の所信表明演説で起きた。新聞によると、安倍さんが自衛隊などの働きに対し「『今この場所から、心からの敬意をあらわわそうではありませんか』と呼び掛け拍手した。自民党議員が立ち上がり拍手したため、議長が『ご着席ください』と注意した」。狂気の沙汰、としか思えない。
 舞台から役者や演奏者が客に拍手を求めることはある。それを首相が国会議事堂でやるとは。請求しなくても内容のある演説なら与党だけでなく野党からも拍手はある。黙っていては、与党の議員さえも聞き逃す恐れがあるのでやらずもがなのことをやったのだろうか。それとも、眠っている議員を起こすためにやったのだろうか。お粗末すぎる。

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