書留

 外出から帰ったら郵便屋さんが我が家のポストのところにいた。手紙を入れて帰るところだった。ご苦労さまと挨拶をすると、「この家の方ですか。書留が来ています」と言う。「判が要りますね」と言ったら「どうぞお入りください」と言う。ここは俺の家だ。郵便屋の家ではない。お入りなさいとはどういうことだ、と思いながら玄関を開けた。郵便屋さんは封筒を渡して「ここに判を押してください」と言った。
 「どうぞお入りください」が気になってしばらく考えた。行き着いた結論は、郵便屋さんは、私をこの家の者ではなく書留を詐取する不届きなやつかもしれないと思ったのだろう、ということだ。間違いなくこの家の者だと分かったので封筒を渡して判の請求をしたのだろう。この推理が正しいかどうか分からない。昨今ぶっそうなことが多いから郵便局も神経質になっているのかもしれない。郵便屋さんの個性かもしれない。書留なんかめったに来ないので他の郵便屋さんもこうなのかは分からない。

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