田植えまぢか

 近所の農家の庭先に2㍍×5㍍×20㌢ぐらいの水が張ってある容器がある。そこに稲の苗の入った箱のようなものが浸けてある。たぶん明日、明後日の土、日が田植えだろう。子どもの頃は手伝わされた。水田に裸足で入り、手で苗を植えた。重労働だがおもしろかった。今は全部機械植えになった。苗の入った箱をのせた田植機で簡単に田植えができてしまう。田植機のない小さな農家は農協に頼んで植えてもらう。
 子どもの頃はいまより2週間ほどあとに田植えが行われたように記憶している。学校も農繁休暇になり、農家にとっては一大行事だった。朝は3時に起きて田んぼへ行く。家族だけでなく親戚総動員で田植えをする。親戚が田植えをする日にはこちらから応援に出かける。助け合って一大行事をやったものだ。
 我が家のごくごく小さな田んぼでも一人前に年間の百姓仕事をした。親戚の応援は要らなかった。それほど広くはない。田植えも稲刈りもその間の種々の仕事も、耕作面積が小さいからといって手を抜けない。同じことをしなければならなかった。手伝わされた。今はいい思い出だ。今でも田植えはできると思う。子どもの頃と違って、機械植えのために土は硬いままかもしれない。ずぶずぶと足を取られるようなことはないだろう。水の張られた田んぼや農家の庭先を見て子どもの頃を思い出した。 

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