見晴台学園大学

 「言葉を仕事にする人」をテーマにした講義で、アナウンサーを取り上げた。今朝6時のNHKニュースの録音を聞いてもらった。普通のニュースは、前に話した5W1Hが分かりやすい。よくしゃべるMが「ゆっくりとしゃべっている。分かりやすい」と感想を述べた。次に大相撲夏場所千秋楽の結びのいちばんを聞いてもらった。この放送は、whoは何度も「白鵬は」といっているので分かる。where, wehn, what,whyはこの放送では必要ない。howは「下手を取った」とか「おっつけた」などと言っている。しかも、場面にあわせて早口でしゃべっている。この放送でもMはアナウンサーの話し方を的確に答えた。アナウンサーの場に合わせた話し方の違いを注意して放送を聞くように言った。しかし、学生たちはラジオを聞かない。テレビのニュースもあまり見ない。若者向きの番組を見ながら話し合えたらいいと思った。
 これで終わりではない。学生たちにとっては難題を出した。「今日、今までの授業の様子をニュースアナウンサーになったつもりで他の人に伝える」という課題だ。短くていい。1分ぐらいで、と言ったらサブティチャーからも「長い」という発言があった。先ず放送原稿を書かなければならない。これが一苦労だ。Nはスマートホーンに書き込んでいる。緘黙のKは書くのが(まとめるのが)早い。意外だったのはMがほとんど書けないということだ。ニュースに関心があり世間のことをよく知っているようだが、先ほどまでやっていたことを文にすることができない。
 書いたものの発表。本当はアナウンサーになったつもりで「放送原稿」を読み上げてほしかったがそれは無理な注文だ。3人がなんとかまともな文を書き発表できた。Kが書いた文は私が読み上げた。Nは照れて自分では読まずにサブティチャーに読んでもらった。意外といい内容だった。
 宿題を出した。これまた難題だ。来週のこの授業までに受講したどれか1つの講義の内容をまとめてニュースアナウンサーとして放送する、というものだ。どんなニュースが聞けるか楽しみだ。
 今日だけではないが私の授業ではテープレコーダーが大変役立っている。カウンターがついているからだ。自分の機械はカウンターがない。家電量販店で探してもカウンターつきのものは」なかった。幸い、サブティチャーのひとりが持ってきてくれた。自由に使って良い、ということなので気ままに、ラジオから、レコードから録音した。カウンターのめもりを記録しておいて繰り返し聞くことができる。同じテープに他の内容のものを録音してあとから聞くことができる。ありがたい。しかし、新しいテープは売られているだろうか。

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